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Jumping Spider

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撮影機材のリストラについて

今年CANONのEOSシステムをすべて売却してOLYMPUSとFUJIFILMに入れ替えをしました。

 フットサル撮影用にはオリンパス。フジのX-T1も良いけど明るい望遠レンズがまだない。
 OLYMPUS E-M1 + MZD75mm F1.8 をメインに今後発売予定の40-150mm F2.8や未入手の12-40 F2.8 があれば屋内の会場でもなんとかなりそうという感触。ただ、正直言うと最初はあまりのAF性能の違いに少々早まったかなと後悔しました。1Dxは伊達ではありません。(今年のワールドカップで1DxやめてE-M1を持っていくなどという酔狂なプロはいないでしょう。)
 しかし、アマチュアにとっては重量の差がAF性能の差をカバーします(?) プロのマネして重い機材にヒーヒー言ってるのなんて愚の骨頂です(自分です)。
 EOS時代の標準装備は1Dxと1D3にEF200/2とEF17-40ですが、これだけで5,490グラムで、70-200 F2.8の1,490を足すとなんと6,980グラム。約7キロです。ヨンニッパとか使っていないのにこの重さ。
 対するオリンパスシステム、E-M1・75mm・E-P3・12-40 F2.8(未入手)で1,553グラム。5,490-1,553=3,937グラム。約4キログラムの軽量化!で、これは約72%も軽くできたことになります。
 ところで、プロカメラマンは凄いですよー。横浜FCの試合で三ツ沢に行ったときに良く観察するんですが、プロはだいたい5台(!)のカメラを持ってスタジアムをうろうろしてます。1広角ズーム付、2標準ズーム付、3望遠ズーム付、4超望遠レンズ付、5ネット裏に設置する超広角レンズ付、って感じでしょうか。3台はプロ機で2台は5D系。1と2には大抵フラッシュがついてます。これだけないと対応しきれないのでしょうけど、いったい何キロになるんでしょうか? それでも笑顔だったりして、ほんとプロはスゴイです。
 さて、もうひとつのメイン撮影対象であるクモ用のシステムは既出のE-M1に60ミリマクロです。これで撮った写真が昨日と今日アップした写真というわけです。今頃の時期のハエトリクモ君はとっても小っちゃい(体長5ミリくらい)ですが、なんとか目のピントを確認しながら撮れます。意外なほど良く見えて、想像以上でした。フットサルで少し凹んだ気分が、これでなんとか持ち直しました。しかもカメラが軽いので、風が止むまで中腰で待っていたりするのが苦になりません。重量を比較すると、1Dx + SIGMA 150/2.8マクロ(旧)が2,235グラムで、E-M1 + 60/2.8 が682グラム。約70%の減量!で差は1,553グラム。この差は非常に大きいです。
 富士フイルムについてはフラリストブログを検索すると、X100を2011年の夏頃から使い出したのがわかります。その後X-E1を追加、今回の機材再編でX-T1を導入しました。主に旅写真とかスナップ撮影とかで使用しようと考えています。2フレーム表示可能な大きいEVFはマクロ撮影に有効なはずなので、クモ撮りも試してみようと思っています。

ミラーレスの2大メーカーの主力製品を購入、使用した感想は、
あらかじめ撮影の設定を煮詰めて撮るX-T1、あわただしい設定変更にも対応しやすいE-M1といったところです。シャッター音など含めた感触やデザイン的にはX-T1が好きで、使いやすさはE-M1に分があるといった感じ。センサーサイズからくるレンズを含めたシステムのコンパクトさはオリンパスの大きな魅力ですね。

というわけで、撮影機材のリストラ(軽量化)のおはなしでした。
by flarist | 2014-04-13 16:35 | GADGET1